今月の主題 内分泌疾患診断の進歩
診断のすすめ方
副甲状腺
古川 洋太郎
1
,
孫 孝義
1
,
海上 寛
1
1東北大第2内科
pp.498-500
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207148
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副甲状腺疾患と血清カルシウム
副甲状腺ホルモンは骨と腎に作用し,またビタミンDの活性化を促進することによって腸管にも働いて,血清カルシウムを高める作用をもつ.
副甲状腺が腫瘍化して副甲状腺ホルモンが過剰に分泌される場合,血中に現れる変化は血清カルシウムの上昇であり,他方何らかの原因によって副甲状腺ホルモンの分泌が低下すると逆に血清カルシウムが低下する.
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