疾患合併と薬剤
妊婦と抗生剤
古谷 博
1
,
松田 静治
1
,
松本 治郎
1
1順大産婦人科
pp.256-257
発行日 1977年2月10日
Published Date 1977/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207082
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妊婦に化学療法を行う機会は多く,その対象は呼吸器感染症,尿路感染症を始めとして性器感染症,前・早期破水などの異常分娩時,結核,梅毒など広範囲にわたっている.これらに対する化学療法に際し,最も配慮しなければならない点は母体,胎児に対する抗生剤の影響であり,産科の特殊性を念頭においた薬剤の選択である.
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