オスラー博士の生涯・42
講演「19世紀の医学の進歩」
日野原 重明
1
1聖路加国際病院内科
pp.1453-1455
発行日 1976年10月10日
Published Date 1976/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206801
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オスラーは,50歳代になる頃から,大学における教育,診察のほかに,立会い診察や講演の依頼を受けることがますます多くなった.自分が育てた歴史クラブの毎月の例会も彼が主宰し,また喜んでこの会の話題提供者となった.
1900年の1月,ボストン医学図書館の落成式での「本と人」と題する講演を終えてわずか15日後に,彼はジョンス・ホプキンス大学の歴史クラブの例会に「19世紀の医学の進歩」と題して2時間にもわたる講演をした.
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