オスラー博士の生涯・29
医学史クラブでの講演
日野原 重明
1
1聖路加国際病院内科
pp.1137-1140
発行日 1975年6月10日
Published Date 1975/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206106
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1894年,オスラー夫妻が英国外遊から帰国した9月に,マギル大学医学部から新館落成式の招待講演を頼まれたことに対し,オスラーは準備する時間がないということでこれを一応断ったが,大学の方では式典を延ばしてもぜひオスラーを迎えたいということで,この記念講演会は1895年の1月に催された.
その時の講演は,「教育と思考」と題され,教えることと考えることの2つが大学の2つの主な機能であることを,オスラーは説得性のある言葉で語ったのである.
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