新薬の使い分け
外来における鎮痛・消炎剤の使い分け
塩川 優一
1
1順大内科
pp.854-855
発行日 1976年6月10日
Published Date 1976/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206617
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鎮痛・消炎剤に属する薬の種類は最近急速に増加しており,選択に迷うくらいである.またおのおのの薬には特徴があり,特有な副作用があるので,使用に当たっては,それらに対する知識が要求されている.そこでここでは臨床医家のために,その概要を説明する.なお,鎮痛作用を有する薬のうちで本稿では解熱鎮痛剤といわれるもの(消炎剤を含む)に限り,全身麻酔剤,催眠鎮静剤,精神神経用剤は省略する.
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