小児の検査
GOT,GPTとLDH
白木 和夫
1
1東大小児科
pp.1002-1003
発行日 1975年5月10日
Published Date 1975/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206064
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血清酵素活性値の測定は各種疾患の診断に鋭敏な方法として,小児でも広く用いられているが,その測定値の解釈にあたっては必ずしも成人とは同じにゆかないこともある,本稿では一般に検査されることの多い血清のGlutamic-oxalacetic transaminase(GOT),Glutamic-pyruvic transaminase(GPT),Lactic dehydrogenase(LDH)について,その小児期の正常値と,主として小児肝疾患におけるこれらの値の変動について概説
したい.
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