アルコールによる臓器障害・6
アルコールと胃腸
石井 裕正
1
,
陶山 匡一郎
1
,
丸山 圭一
2
1慶大内科
2国立がんセンター・外科
pp.932-936
発行日 1974年7月10日
Published Date 1974/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205499
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経口的に摂取されたアルコール性飲料は食道を経て胃粘膜に直接到達する.したがって,胃粘膜は生体の諸臓器のうちで,最も高濃度のアルコールに暴露される部位であり,急性出血性胃炎をはじめとする諸病変を惹起する因子としてアルコールは日常臨床上,重要な意義をもっている.
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