今月の主題 消化管ホルモンの臨床
座談会
消化管ホルモンの臨床—現状と将来について
松尾 裕
1
,
竹内 正
2
,
神津 忠彦
2
,
大根田 昭
3
,
内藤 聖二
4
1東大第3内科
2東女医大消化器病センター
3東北大山形内科
4順大内科
pp.592-603
発行日 1973年5月10日
Published Date 1973/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204734
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
消化管ホルモンが発見されて60有余年になるが,この数年間に著しい進歩がみられ,合成,測定,臨床への応用,新しいホルモンの発見など医学界において注目されている分野である.この消化管ホルモンは大学の研究室から一般臨床医家に譲り渡される時期が到来したものと考えられる.今回この方面の第一線に活躍の松尾・大根田・竹内・神津の諸先生に消化管ホルモンの臨床の現状と将来についてお話しをうかがい,明日からの臨床の糧としていただけたら幸いである(内藤).
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.