専門医に聞く・8
症例1 肥満と肝障害/症例2 眼が悪化したとき/症例3 腎不全に陥ったとき
松木 駿
1
,
福田 雅俊
2
,
繁田 幸男
3
1慶大内科
2東大分院眼科
3阪大第1内科
pp.2002-2008
発行日 1972年10月10日
Published Date 1972/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204471
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
症例 43歳 女(入院昭和47年3月28日)
主訴 息切れ,肥満.
生来健康で,22-23歳までの体重は47kgであったが,25歳で結婚後急速に肥満し,30歳の頃62kgとなった.昭和42年春(38歳)から歩行時に動悸,息切れがあり,過労すると顔,下肢に浮腫が出現する様になったので近医を受診,肝機能障害を指摘された.その後も体重は増加し,息切れ等が続くために,昭和47年1月某院受診,紹介されて3月28日当科に入院した.
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.