読後随想
—吉村 昭著—「日本医家伝」(講談社・680円)
長洲 光太郎
1
1関東逓信病院外科
pp.1972-1973
発行日 1971年12月10日
Published Date 1971/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203954
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先人の生涯を訪ねる文学と伝記の谷間
ドキュメントという言葉が流行ったのは戦後のことである.著者吉村氏には数多くのドキュメントがある.このジャンルの第一人者といってよいだろう.心移植のことも書いた.「三陸津浪」(小説題名「海の壁」)の舞台となった岩手県白老に一昨日泊った時,そこで上記の本をよむ.
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