診療手技
エア・ウェイの使い方
尾山 力
1
1弘前大麻酔科
pp.1026-1027
発行日 1970年6月10日
Published Date 1970/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203223
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エア・ウェイとは
エア・ウェイ(airway)には大きく分けて2つの意味がある.空気の路空気の流れという意味と,それを確保するための器具である.本稿ではもちろん後者の意であり,その使用する部位によって口腔用(oropharyngeal airway)と鼻腔用(na-sopharyngeal airway)に分けられる.一般には口腔用が用いられる.材料も図1に示すように金属性,ゴム製,プラスチック製など種々あるが,プラスチック製が最も普及している.鼻腔用のものは柔かいゴム製である.
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