グラフ
Permanent Endocardial Pacing法
五十嵐 正男
1
,
多田 寛
1
,
西条 正城
2
1聖路加国際病院内科
2聖路加国際病院外科
pp.794-797
発行日 1969年7月10日
Published Date 1969/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202733
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Adams-Stokes症候群などの重症な不整脈の治療に,約10年前から人工ペースメーカー移植が行なわれている.
はじめは開胸をし,電極を左心室外膜に縫合するEpicardial pacing法が行なわれていたが,手術侵襲が大きく,その適応がかぎられていた.しかし最近では開胸をせずに,頸静脈や頭静脈を経由してカテーテル電極を右心室内膜に密着させ,胸壁皮下,ないしは大胸筋下に埋没したペースメーカーに連結するEndocardialpacing法が,手術侵襲が少ないことからしだいに普及されてきているので,それを紹介する.
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