症例 全身性疾患と消化器・4
脳出血と胃潰瘍
日野 貞雄
1
1胃腸病院
pp.789-793
発行日 1969年7月10日
Published Date 1969/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202732
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
症例
56歳,男性,会社役員
既応歴 10年前外地より帰り,胸やけ,酸性曖気,空腹痛あり.治療により1カ月後治癒.3年前もたれ,食欲不振など胃弱症状と,異常発酵によると思われる腹部膨満,下痢傾向があった.消化器病専門家の診察をうけ,胃部レ線検査をうけたが,大したことなしといわれた.加療により短期間で治癒.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.