今月の主題
内科的治療による胃潰瘍の予後
白壁 彦夫
1
,
伊藤 俊夫
2
Shirakabe Hikoo
1
,
Ito Toshio
2
1順天堂大内科
2千葉大第1内科
pp.624-630
発行日 1969年6月10日
Published Date 1969/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202679
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胃潰瘍をはじめて見つけたときに,予後を予言できれば無用の心配もなくなるだろう.X線・内視鏡で経過を観察しながら,予後を知るというのがこれまでの内科的方法であったが,これにはどうしても限界があった.われわれは,これまでの内科的方法をもとに,外科病理とのつき合わせを行なうという方法で,予後判定のための一応の結論を得ることができた.
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