1OO万人の病気
腎炎の新しいみかた
大野 丞二
1
Ohono Jyoji
1
1順天堂大学医学部
pp.1049-1057
発行日 1968年9月10日
Published Date 1968/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202355
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糸球体腎炎の発症機序,臨床像,病理像については,過去130年間の研究の集積をもってしてもなお未解決の問題を残している.しかし,最近の免疫化学のめざましい進歩や螢光抗体法をはじめとする新しい研究手段の開発は,その解明を大きく進めつつある.糸球体腎炎を臨床家はいかに理解すべきか,電顕学的,免疫組織学的見地から最も新しいみかたを解説する.
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