診断のポイント
慢性硬膜下血腫
中村 紀夫
1
1東大脳神経外科外来
pp.957-959
発行日 1968年8月10日
Published Date 1968/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202325
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臨床所見 病理学者の多くがPachi-meningitis internaとよび,臨床家の多くが慢性硬膜下血腫学的に興味ぶかいと同時に,臨床像もまたたいへん注目すべき面をもっている.
発生機序に関する諸問題をさておいて,臨床家にとって—あるいは,ことに私自身にとってかもしれないが—興味をひどくそそられるのは,次のような事がらである.
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