第一線の立場
初診料—健保法抜本改正への私案
藤沢 俊雄
1
1国立横浜病院第二内科
pp.1757
発行日 1967年12月10日
Published Date 1967/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202032
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私がいる国立病院は訓令外来患者数・1日467名。これは,それをこえて外来が繁忙になつても,職員定員は増えないということである。入院患者診療が主目的だから当然の厚生省訓令だろう。そこへ毎日600〜1,000名の外来がおしかける。その約1/5が内科である。困りはてて,今年2月から,再来の予約制を始めた。以来,待合室に:
・内科外来での診療をご希望の方は家庭医(開業医)からの紹介状をご持参ください。
・ご自宅付近の開業医へのご紹介をいたします。
・当院へ,ぜひ通院加療したい方は,各主治医とご相談のうえ,次回来院の日時を,ご予約ください。
と掲示が出ている。
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