目で見る神経病学・1
数分でできる神経のみかた
本多 虔夫
1
1横浜市民病院・内科
pp.1150-1152
発行日 1967年8月10日
Published Date 1967/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201883
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新しい薬剤の開発,外科技術の発達に伴つて神経疾患の治療法には近来長足の進歩があり,これら疾患の正しい診断は以前にもまして重要となってきている。しかるに神経疾患の診察は時間がかかると,つい敬遠されがちである。ただしこれは慣れの問題であって,一度会得されれば,短時間の簡単な診察によつて非常に多くのことを知ることができるのに驚かれると思う。
当欄では今後数回にわたり,このような神経系の診察法を写真でご紹介する。忙しい大病院の外来でも,個人医院の診察室でも簡単にでき,これだけやればほとんどの神経疾患を見逃がさないということを主眼とした診察法である。
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