器具の使い方
血沈台,血沈棒のくふう
樫田 良精
1
1東大中央診療部
pp.1145-1147
発行日 1967年8月10日
Published Date 1967/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201881
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従来の血沈台の欠点
血沈の検査は,どこの病院,診療所でも,主として看護婦によつて行なわれているが,医師が直接行なうことが少ないために,その改良は案外なおざりにされているうらみがある。
市販の血沈測定台は,実際使う人の立場から設計されているものは少ない。1〜2本の血沈測定をする場合には,どんな方法をとつても差はないが1日に数十本も立てる場合には測定器の良否がその作業能率,および検査成績におおいに影響する。
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