治療のポイント
水溶性副腎皮質ステロイド剤の急性使用
佐藤 光男
1
1順大麻酔科
pp.1142-1144
発行日 1967年8月10日
Published Date 1967/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201880
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水溶性副腎皮質ステロイド剤の種類—長期投与には特徴をよくわきまえて
われわれ麻酔科医が副腎皮質ステロイド剤を使用するときは,ショックや手術時血圧下降などの緊急時が大部分であるので,いきおい静注によつて与えることが多い。そのような目的にあう水溶性副腎皮質ステロイド剤として,日常用いている薬剤はつぎのごとくである。
糖質ステロイド剤:ハイドロコーチゾン(ソルコーテフ;1バイアル中100mg相当を含有)。およびプレドニゾロン(水溶性プレドニンおよびプロゾリン;それぞれ1管中20mg相当を含有)。 鉱質ステロイド剤:デキサメサゾン(デカドロン;1バイアル中8mgを含有)。
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