治療のポイント
筋弛緩剤
渡辺 誠介
1,2
1千葉大内科
2日大内科
pp.367-368
発行日 1966年3月10日
Published Date 1966/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201219
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骨格筋に対する筋弛緩剤は,主な作用部位によつて,脳に働くもの,脊髄に働くもの,運動終板に働くものに大別される。
運動終板に作用するクラーレは歴史も古く,現在では合成されd-tubocurarineとして,succinylcholineとともに麻酔科などで使用されている。しかし内科ではあまり使用する機会もないので,ここではいわゆる中枢性筋弛緩剤について述べたい。
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