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日本薬剤師会医薬分業などを要望
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pp.1105
発行日 1965年7月10日
Published Date 1965/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200927
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日本薬剤師会(会長 高野一夫氏)は,さる4月21日,神田厚相に(1)今回のカゼ薬問題は,薬事制度ならびに薬事行政に原因があるので,現行薬事制度を全面的に是正する。このため急速,適切な調査機関を設置する,(2)医薬分業はすでに法文化されているが,現実には進展が見られないので,即時医薬分業を推進する方策を講ずる,(3)医薬品ならびに医薬品取り扱い業者に対する国民の信頼を高めるため適切な方途を講ずる,の3点を実現するよう要望した。
これに対して厚相は,「医薬分業はすでに実施すべき時期にきていると思う。したがつて,十分検討したい」と答えたと伝えられており,医薬分業問題がふたたびクローズアップされてきた。
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