症例 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    この症例について
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                中尾 喜久
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東大内科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.110
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1965年1月10日
                  Published Date 1965/1/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200661
                
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- 文献概要
Simmonds DiseaseはCachexia,性機能低下,諸臓器萎縮などを主徴とする汎下垂体機能低下状態である。本症例は手術後約10年で再発,トルコ鞍外に増殖したChromophobe adenomaで,脳幹を強く圧迫し,尿崩症,鉱質代謝異常,強度の食思不振,膀胱障害などをおこした。聴神経障害,精神症状もおそらく剖検で発見したSubpial Siderosisと関連する可能性がある。Subpial Siderosisは手術による出血・外傷・脳腫瘍などを原因とすることが多い。
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