座談会
インターンシップを考える—アメリカ・日本の本質的ちがい
R. E. フォーセット
1
,
日野原 重明
2
,
和田 敬
3,4
1横須賀米海軍病院内科
2聖ルカ国際病院内科
3久留米大
4大脇病院
pp.1376-1382
発行日 1964年12月10日
Published Date 1964/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200615
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
廃止する,しない,の以前にもどって,……
和田 今日は,日本のインターン制度,とくに来年あたりからインターンがなくなるとか,なくならないとかいわれておりますし,あるいは今後に改善されるべき問題などについてご意見をいただきたいと思います。
私は幸いにアメリカでインターンシップというものを体験して考えたことは,どうもわれわれが日本でいっているインターンシップというものの考え方と実質的な面からいってたいへんな相違があるように思えます。そこで,日本のインターンというものがなくなる,あるいはつづくという問題以前にもどつて実際にインターンシップといわれるようなものが日本にあるかどうか。またアメリカでいうところのインターンシップというものは,こういうものであるというような点をひとつ議論していただきたいと思うわけです。
Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.