メディチーナジャーナル 境界領域
偏腎性高血圧症のレ線検査
生亀 芳雄
1
1関東逓信病院泌尿器科
pp.1418
発行日 1964年12月10日
Published Date 1964/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200622
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Bright(1836)が腎疾患と高血圧との関係を初めて報告したが,そののちGoldblatt(1934)の実験によつて偏腎性疾患と,高血圧の問題がさらに注目されるようになつた。
高血圧を伴う偏腎性疾患のうちわけはSmith(1956)によると149例のうち,腎盂腎炎62,水腎症23,萎縮腎18,腎動脈閉塞10,腎結核6,腎腫瘍5,動脈瘤4例でそのほかのものはいずれも2例以下である。
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