Japanese
English
診断のポイント
刺激結腸
Irritable colon
山形 敞一
1
1東北大学内科
pp.1017-1018
発行日 1964年10月10日
Published Date 1964/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200506
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- Abstract 文献概要
不定の腹部症状や便通異常を訴えているにもかかわらず,明らかな器質的変化や先天異常を認めない場合のあることが,Howship(1830),Wilson(1922),Ryle(1928)らによりしだいに明らかにされ,ことにJordan & Kiefer(1929)以来Irritable colonと称されるにいたつた。本症はその症状に応じてSpastic colon,Unstable colon,Colonic neurosis,Functional colitis,Mucous colitisなどとも称せられ,わが国でも交替性便通異常症,大腸ジスキネジーなどといわれているが,近ごろでは刺激結腸または過敏性大腸という名称が多く用いられている。
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