今月の主題
急性糸球体腎炎
藤田 嘉一
1
1神戸医大内科
pp.842-845
発行日 1964年9月10日
Published Date 1964/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200453
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糸球体腎炎は発症論的には種々細分される必要がある。本稿では,感染発症中の限局性腎炎,間質性腎炎,腎盂腎炎あるいは膠原病的性格を多分に有する紫斑病に伴う腎炎,エリテマトーデス腎炎をのぞいて,Volhardの定義したように感染症後の汎発性糸球体腎炎について臨床的な観点から話を進めることにする。
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