特集 糖尿病患者を診る―治療と兼科のポイント
併存疾患からみた治療と兼科のポイント
【男性学・女性学】
性ホルモン,性腺疾患と糖尿病
田邉 真紀人
1
,
野見山 崇
1
,
柳瀬 敏彦
1
1福岡大学医学部内分泌・糖尿病内科
pp.1456-1460
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107702
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ポイント
◎男性ホルモン低下は肥満・インスリン抵抗性をもたらし,加齢によるものはLOH症候群の病態の1つとして提唱されている.
◎女性ホルモン低下も肥満・インスリン抵抗性をもたらすが,非生理的高濃度のエストロゲンもインスリン感受性を低下させる.
◎多囊胞性卵巣症候群は女性の月経不順の原因として高頻度であり,インスリン抵抗性も高頻度に認める.
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