特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【自律神経系】
排尿障害―診察の進め方と評価
水流 輝彦
1
,
荒木 勇雄
1
,
河内 明宏
1
1滋賀医科大学泌尿器科学講座
pp.1282-1285
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107658
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ポイント
◎下部尿路症状は①蓄尿症状,②排尿症状,③排尿後症状に大別される.
◎下部尿路症状は神経疾患が原因のこともあるが,ほかの併存疾患の鑑別が必要である.
◎尿排出障害の存在の確認に残尿測定が有用である.
◎国際前立腺症状スコア,過活動膀胱症状質問票,排尿日誌は症状の評価に有用である.
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