Japanese
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特集 排尿・排便障害とリハビリテーション
排尿・排便障害の評価
Evaluation of Urinary and Bowel Dysfunction.
原 行弘
1
Yukihiro Hara
1
1東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Tokyo Metropolitan Rehabilitation Hospital
キーワード:
排尿障害
,
排便障害
,
評価
Keyword:
排尿障害
,
排便障害
,
評価
pp.901-906
発行日 2000年10月10日
Published Date 2000/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109327
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はじめに
排尿・排便障害はADL上の問題だけでなく,QOLや介護者の負担感からみてもリハビリテーション上避けて通れない切実な問題である.いくら機能障害が改善しても,排尿・排便障害によって行動範囲が制限されては元の木阿弥である.特に排便障害は排尿障害に比べ単純にかたづけられる傾向にあるが,介護者にとって不快感はより強い.さらに,排便障害は自宅復帰した後の環境の変化に大きく左右され,在宅後顕在化することもあるので注意が必要である.
以下に,排尿・排便障害の評価に関して,問診,診察,検査について述べる.
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