特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【運動系】
筋萎縮―特徴的な所見と検査
山下 博史
1
,
髙橋 良輔
1
1京都大学医学部神経内科
pp.1248-1252
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107651
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ポイント
◎丁寧な病歴聴取を行う.
◎萎縮筋の分布,性質と萎縮筋以外の筋力低下にも着目する.
◎線維束攣縮,感覚障害,球症状,深部腱反射の診察も必要である.
◎診断確定のため,適切な検査(血液検査,電気生理検査,画像検査,筋/神経生検,遺伝子診断)を施行する.
◎炎症性疾患や自己免疫疾患,頸椎症などの治療可能な疾患を見逃してはならない.
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