リハビリテーション英語講座(その1)
筋萎縮症
荻島 秀男
1
1三愛会伊藤病院リハビリテーション部
pp.61-64
発行日 1972年2月9日
Published Date 1972/2/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104191
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色々な形式,色々な意味でのリハビリテーションが古代ギリシャ,ローマ時代より行なわれていたことは知られているが学問としてリハビリテーション医学が独立したのはここ25年来米国においてであり,その故か現在世界で使われているリハビリテーション関係の言葉は英語である.国際語として,ますます英語が普及していることでもあり,これからのPT,QTを含むリハビリテーションチームのメンバーは英語でディスカッションが出来る程度の語学力を身につける必要がある時代に直面している.
色々な疾患をとりあげリハビリテーションに関した内容のリハビリテーション英語講座を連載の予定である.日本人の英語は文法的に正しいものであっても発音が悪く通用しないことがあり考慮した結果,実用的な意味で最も近い発音を仮名書きにして発音記号は使用しないことにした.
第1回は筋萎縮症をとりあげてみよう.
語学は自分で勉強することが大切で,そのために半分は自分で辞書を使いながら勉強する内容にする予定である.
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