特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【運動系】
筋力低下・麻痺―反射も含めて
滋賀 健介
1
1京都府立医科大学総合医療・医学教育学
pp.1242-1247
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107650
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ポイント
◎筋力低下をきたす病変部位として,脳,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋を考える.
◎病歴と簡単な診察から,病変部位を大まかに推測することが可能である.
◎筋力低下パターンから,可能性のある病変部位をいくつか推定する.
◎筋萎縮,筋トーヌス,感覚障害の有無と分布から,病変部位をさらに絞る.
◎腱反射,病的反射では,病変部位について立てた仮説を最終的に確かめる.
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