特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
問診・診察・診断
核医学検査―虚血・心筋をいかにとらえるか
真鍋 治
1
,
益田 淳朗
1
,
玉木 長良
1
1北海道大学大学院医学研究科病態情報学講座核医学分野
pp.622-625
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107458
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ポイント
◎心臓核医学検査は,形態画像では得られない血流や代謝などの機能的評価に優れている.
◎心筋血流シンチグラフィは,冠動脈疾患の治療の適応決定において重要である.
◎PET検査により,冠血流の定量評価や画質の良い血流画像など,より優れた画像を得られる.
◎心筋の脂肪酸代謝やブドウ糖代謝を評価することで,虚血記憶や心筋生存性の評価が可能である.
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