特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
問診・診察・診断
診断マーカーと測定しておくべき血液検査
相澤 健一
1,2
1朝日生命成人病研究所循環器科
2東京大学大学院医学系研究科循環器内科
pp.616-620
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107457
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ポイント
◎急性心筋梗塞,不安定狭心症などの臨床診断に有用な生化学マーカーとして,クレアチンキナーゼ,トロポニン,心臓型脂肪酸結合蛋白,ミオグロビンがある.
◎心機能指標としてBNPがあり,虚血性心疾患の予備心機能や予後を予測する際に有用である.
◎急性心筋梗塞の二次予防の重要なリスク因子として評価すべき脂質,糖尿病などがある.
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