特集 内科医のためのクリニカル・パール2
循環器
虚血性心疾患のクリニカル・パール
前村 浩二
1
1長崎大学大学院医歯薬総合研究科循環病態制御内科学
pp.1610-1613
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106988
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狭心症の7割は病歴聴取で診断できる
病歴聴取は医師の最も重要な技量であり,病歴のみで診断にたどり着くことも多い.狭心症は病歴聴取が重要な代表的な疾患であり,うまく特徴を聴き出せば約7割は診断できるとまでいわれている.病歴聴取の際は以下のOPQRST2Aに従えば効率良く症状をとらえることができる.
O:Onset(発症)
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