特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える
症候に潜むリスクを評価する
しびれ―生命・機能予後のうえで重篤な病態を見逃さないために
木村 琢磨
1
1国立病院機構東埼玉病院総合診療科
pp.626-629
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106741
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ポイント
◎「しびれ」は多彩な症状を包括するため,患者の言葉を医学用語に変換する際に細心の注意を払う.
◎「しびれ」診療で「生命・機能予後のうえで重篤な病態」とは何か認識しておく.
◎「基礎疾患」と「発症と経過」に注目する.
◎「しびれ」診療で「生命・機能予後のうえで重篤な病態」と「頻度が高い病態」におけるしびれの分布パターンを理解しておく.
◎「しびれ」の責任病巣が中枢神経病変である可能性について注意深くアセスメントする.
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