特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
急性期治療
脳保護薬とその他の薬剤
阿部 康二
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経内科学
pp.290-293
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106660
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ポイント
◎脳梗塞は発症4.5時間までtPA治療が可能となった.
◎しかし発症3時間を超えると出血合併症を惹起する危険性が高まる.
◎脳保護薬の併用はtPAの有効性のみを惹き出し,出血合併症を軽減する(tPAパートナー).
◎低体温療法も脳保護療法の1つである.
◎neurovascular unit破綻の生体イメージング技術により,より安全なtPA治療が可能となる.
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