今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで
連携して腎疾患を診る時代
CKD病診連携パスの利用と教育入院の実際
八田 告
1
1近江八幡市立総合医療センター腎臓内科・腎臓センター
pp.1870-1875
発行日 2012年11月10日
Published Date 2012/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106510
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ポイント
★患者よし,機関よし,地域よし,これが「近江地区の三方よし理論」である.
★日頃のCKD診療は,患者の生活に最も近いかかりつけ医が担当し,専門医に紹介する基準を満たすなら一度,専門医療機関を受診させる.
★紹介された腎臓専門医療機関は,紹介の意図を汲んだ(紹介目的に見合った回答ができるように)診療を展開する.
★腎臓専門医療機関が,紹介された患者,かかりつけ医の満足度が高い腎不全教育入院を実施することがCKD病診連携への近道である.
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