今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影
座談会
新規経口抗凝固薬を語る
後藤 信哉
1
,
大森 司
2
,
是恒 之宏
3
,
寺山 靖夫
4
1東海大学医学部循環器内科
2自治医科大学分子病態治療センター分子病態研究部
3国立病院機構大阪医療センター臨床研究センター
4岩手医科大学内科学講座神経内科・老年科分野
pp.1058-1068
発行日 2012年6月10日
Published Date 2012/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106005
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ワルファリンとは作用機序の異なる新しい経口抗凝固薬が相次いで登場しています.それら新規薬剤は国際的な大規模臨床試験によって,効果が裏づけられているようにみえます.しかし,そうした臨床試験とわが国の臨床現場との間には,無視することのできないギャップが潜んでいるようです.
そこで,新規経口抗凝固薬の特徴を理解し,大規模臨床試験の結果をどう読み,わが国での臨床にどのように使っていくべきか,現状を具体的にお話しいただきました.
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