今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影
経口抗凝固薬が必要な病態とその動向
経口抗凝固薬と必要な病態
坂田 洋一
1
1自治医科大学分子病態治療研究センター
pp.948-951
発行日 2012年6月10日
Published Date 2012/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105980
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ポイント
★新規経口抗凝固薬(抗活性化凝固第X因子,抗トロンビン薬)が,光を浴びて表舞台へ登場した.
★抗血栓薬は効果と副作用(出血)が同じベクトル上にある.
★新規薬剤の効果を予測する検査は未確立であり,効果の特異的中和薬も存在しない(影).
★新規抗凝固薬の投与は,注意深い患者の選択と投与量の設定,および経過観察が望まれる.
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