今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ
【早期の対応が必要な症候】
構音障害・嚥下障害
加藤 可奈子
1
,
寺山 靖夫
1
1岩手医科大学神経内科・老年科
pp.610-612
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105887
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ポイント
★構音障害,嚥下障害は大脳,脳幹,末梢神経(脳神経)の障害によって起こり,合併する他の神経障害によって病巣を推測する.
★病巣を推測し,頭部CT,MRI,また必要に応じて髄液検査を行う.
★原因疾患によっては呼吸障害を合併する場合もあるため,軽症例であっても経過観察が必要である.
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