今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
内科医が知りたいがんの知識
【がんの診断と治療】
原発不明がんの診断はどのようにするのか
河野 勤
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院腫瘍内科
pp.2090-2093
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105685
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ポイント
★原発不明がんは全体として予後不良であるが,一部に予後良好群が含まれているため,確実な診断が重要である.
★予後良好群は8つあり,特定の治療を行うことで長期生存が期待できる.
★免疫組織学的マーカーによって原発巣の推定が可能な場合があるため,病理医との連携が重要である.
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