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特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
《各論》
原発不明がん
Changes in new TNM classification for unknown primary cancer with cervical lymph node metastasis
別府 武
1
Takeshi Beppu
1
1埼玉県立がんセンター頭頸部外科
pp.1105-1108
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201450
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POINT
●頸部リンパ節から組織学的あるいは細胞学的に癌が証明されており,かつ組織検査にてHPV関連癌,EBV関連癌が否定された場合に原発不明頸部転移がんと定義された。
●N分類は,臨床的・病理学的にも転移リンパ節の節外進展を予後不良の強力な因子として捉えたものに変更された。
●被膜外浸潤(extra capsular spread:ECS)は節外進展(extranodal extension:ENE)に統一された。
●頸部郭清術を行う前に,理学的所見と画像所見からENEを判定することが必要となった。
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