今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
内科医が知りたいがんの知識
【がんの予防と検診】
がんの診断―腫瘍マーカーでがんが診断できるのか
山中 康弘
1
1栃木県立がんセンター腫瘍内科
pp.2086-2088
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105684
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ポイント
★悪性腫瘍の診断において,最も重要な検査は病理組織学的検査である.
★血液・尿などの検体により測定される腫瘍マーカーの診断における有用性はごく一部の悪性腫瘍に限られる.
★男性で性腺外胚細胞腫瘍が疑われる場合のAFP,β-hCGの測定は有用である.
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