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特集 希少癌に備える―いざという時のための基礎知識
原発不明癌の診断と治療
Diagnosis and treatment for carcinoma of unknown primary
高橋 俊二
1
Shunji Takahashi
1
1がん研有明病院総合腫瘍科
キーワード:
原発不明癌
,
予後良好群
,
予後不良群
,
遺伝子診断
Keyword:
原発不明癌
,
予後良好群
,
予後不良群
,
遺伝子診断
pp.850-856
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206739
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▶ポイント
・原発不明癌は悪性腫瘍全体の1〜5%を占めるとされるが,原発を明らかにできる可能性はあり,体系的な検査と免疫染色を含む病理診断が必要である.
・予後良好群を同定して最適の治療を選択することが重要である.
・予後不良群でもプラチナ製剤+タキサンにより1年以上の生存期間が得られる可能性はあるが,予後不良な患者も非常に多い.
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