特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
血液・造血器疾患
特発性血小板減少性紫斑病
阿部 大二郎
1
,
中世古 知昭
1
1千葉大学医学部附属病院血液内科
pp.422-425
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105555
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どのような病気でしょうか
▲血小板が作られてはいるのですが,何らかの原因により血小板にくっつく蛋白(自己抗体)が産生され,それにより血小板が破壊され血小板が減少する病気です.
▲血小板が低下することにより,出血症状(鼻出血・歯肉出血・紫斑・過多月経など)を認めます.
▲小児に多い急性型と成人に多い慢性型とに分けられます.
▲特定疾患治療研究事業の対象疾患であり,申請することで支払った治療費に対する公費負担が受けられます.
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