今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
専門医へ紹介するタイミング
リンパ腫・多発性骨髄腫の疑い
鶴見 寿
1
1岐阜大学医学部附属病院第一内科
pp.1758-1761
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105415
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ポイント
★悪性リンパ腫を診断するための生検においては,部位,採取法,検体提出法などについて,事前に専門医と相談する.
★確定診断以前でも,発熱,高LDH上昇,高フェリチン血症を認めたら,直ちに専門医に相談する.
★低悪性度リンパ腫は,積極的な治療を必要とするものばかりではない.
★多発性骨髄腫の治療適応は,症候性骨髄腫である.
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