今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
専門医へ紹介するタイミング
白血病・骨髄異形成症候群の疑い
松下 章子
1
,
石川 隆之
1
1神戸市立医療センター中央市民病院免疫血液内科
pp.1754-1757
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105414
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ポイント
★血算に異常がみられ,白血球分画で芽球がみられれば,直ちに専門医に紹介する.
★血小板減少と白血球分画で前骨髄球増加を認めた場合,直ちに専門医に紹介する.
★白血球数10万/μl以上で,呼吸器/神経症状を認めた際は,緊急事態として対応する.
★大球性貧血には注意が必要である.
★血小板数や白血球数の異常が持続し,原因が同定できないときは専門医に紹介する.
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