特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス
コンサルトを依頼する
悪性リンパ腫疑いの場合
佐藤 淑
1
1湘南鎌倉総合病院血液内科
pp.706-709
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226947
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Point
◎リンパ節腫大を主訴に来院する患者のうち,悪性腫瘍である可能性は20%程度である.
◎まずは,病歴と身体診察,エコー所見で良性か悪性かを考える.
◎弾性硬で圧痛のないリンパ節腫脹はリンパ節生検を考慮する必要がある.
◎悪性リンパ腫を疑った場合は,積極的に頸部から骨盤までの造影CTを行い,oncologic emergencyに至る病変がないか見逃さない.
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